[exam]人間ドックの検査説明:心電図

基本検査項目 / 執筆 : FRONTEOヘルスケア

心電図

心臓の筋肉が動くときに流れる電流をグラフ化し、心臓の動きとリズムを読み取ることで、
狭心症や心筋梗塞などの心臓の病気がわかります。

 

どういう検査?

心臓の動きとリズムは、心電図では波の形のように見えます。

 

正常な心電図

正常な心電図では、心臓が一回動くたびに規則正しい波形がグラフに描かれます(図 正常の波形の例)。心臓が1回動くと、3つの波形が現れます。これらの波形はグラフの左から現れる順番にP波、QRS波、そしてT波と名付けられていています。

これら以外にも、T波の後にU波という波が見られることもあります。
ひとつひとつの波形から、心臓の状態を知ることができます。

心電図 正常な波形の例

3つの波形と心臓の動く位置の関係

心臓は2つの心房(右心房と左心房)と2つの心室(右心室と左心室)でできています。

  • P波:心房の動きを示します。
  • QRS波:心房の動きを示します。
  • T波:心室の動きがおさまるときに現れます。

異常な心電図

健康な心臓は、心臓の心房の一箇所から出てくる電流で始まり、その電流が心室に伝えられることによって規則正しく動いています。しかし、何らかの異常があれば、心電図にそれが現れてきます。
たとえば、不整脈のひとつである心房細動の波形は図2のようになります。心房の波形を示すP波が消えて、代わりに、F波と呼ばれる小さな波が見られます。これは、心房はしっかりと動いておらず、細かく震えているだけの状態であることを意味しています。PQR波の間隔も乱れています。

異常な心電図(心房細動)の例

心電図検査でわかるおもな病気

  • 不整脈
  • 狭心症
  • 心筋梗塞

出典:YOUR DOCK編集部(検査一覧に戻る