[exam]人間ドックの検査説明:前立腺がん検査

オプション検査項目 / 執筆 : FRONTEOヘルスケア

前立腺がん検査

血液中のPSAというタンパク質を測定し、前立腺に異状があるかどうかをチェックします。

 

どういう検査?

男性だけにある前立腺は、膀胱の下に位置し、尿道を囲むクルミ程の大きさと形態を持ち、精嚢が隣接しています。おもな働きは前立腺液を作り、精囊液と精子を混合して精液を生成することです。

PSAは前立腺がんに特異的な腫瘍マーカーで、がんや炎症といった異常があるかどうかの指標となります。

 

検査のながれ

通常の血液検査と同じく、血液を採取して体の異常を調べます。

 

前立腺検査の見かた

PSA値が高いほど、前立腺がんが発見される確率が上がります。4.0ng/mL以上の場合に前立腺の異常、前立腺がん、前立腺肥大や炎症が疑われます。前立腺がんの確定診断には前立腺の組織を採取して病理検査する生検法が用いられます。

  • 10ng/dL以上では積極的に生検を行うことがすすめられています。
PSA値 前立腺がん発見の確率
2~4ng/mL 正常域
4~10ng/mL グレーゾーン 25~30%
10ng/mL≦ 要注意 50~80%
100ng/mL≦ 異常 がん転移が強く疑われる

 

年齢階層別PSA基準値

PSA値は年齢が上がるにつれて上昇します。年齢階層別PSA基準値は、年齢ごとのPSAの基準値です。

年齢 年齢階層別PSA基準値
50~64歳 ~3.0ng/mL
65~69歳 ~3.5ng/mL
70歳以上 ~4.0ng/mL

 知っておきたい

  • PSAはあくまでもがんや炎症の疑いを調べるもので、この検査だけでがんを診断することはできません。

 

前立腺検査でわかるおもな病気

  • 前立腺肥大
  • 前立腺がん
  • 前立腺炎

出典:YOUR DOCK編集部(検査一覧に戻る