[exam]人間ドックの検査説明:眼

基本検査項目 / 執筆 : FRONTEOヘルスケア

視力、眼圧、眼底検査により眼の状態を調べ、失明の危険がある緑内障などの眼の病気の可能性があるか確認します。

 

視力検査

遠くがどのくらいよく見えるかを調べます。5メートル離れた所から、ひらがなや「C」の形をした記号(ランドルト環)のあいている方向を答えます。コンタクトレンズや眼鏡を着用した時の視力(矯正視力)が大切で、眼鏡等は着用したまま検査を行います。

基準範囲 要注意 異常
1.0以上 0.7〜0.9 0.6以下

 

眼圧検査

眼球内部の圧力を調べる検査です。
眼球の内部は、房水という液体により圧力が保たれています。眼圧が高いと眼球は硬くなります。

 

どういう検査?

検査では通常眼に直接触れず、眼に空気を吹きかけて眼圧を測定します(空気によって押された眼の表面にある角膜が平らに戻るために必要な力を測定しています)。

 

知っておきたい

  • 日本人の眼圧の正常値は10〜20mmHgで、これより眼圧が高くなると高眼圧症となり、緑内障に注意が必要です。また、日本人では眼圧が正常範囲内でも緑内障がみられる「正常眼圧緑内障」が多いことが最近わかってきました。
  • 緑内障は成人の失明原因の第2位です。正常値であっても①見えない場所(暗点)がある、②視野が狭くなる、などの緑内障の症状がある場合は問診できちんと医師に伝え、精密検査を受けましょう。

 

眼底検査

眼の一番奥の部分にある血管、網膜、神経系などの状態を眼底カメラや眼底鏡などを使って調べる検査です。

 

どういう検査?

眼底を見やすくするために、瞳孔(黒目の中心部分で、目に入る光の量を調節する部分)を開く散瞳薬を点眼し、目に光をあてて検査が行われます。最近では散瞳薬を必要としない無散瞳カメラで検査を行う施設もあります。

 

知っておきたい

  • 眼底は血管や神経を直接観察できる唯一の場所です。緑内障や加齢黄斑変性などの目の病気だけでなく、血管を調べることで動脈硬化や糖尿病なども見つかる可能性があります。
  • 散瞳薬を使った場合、目がまぶしい・焦点がぼやけるなどの状態が4〜5時間続くため、車の運転はできません。

 

眼の検査でわかるおもな病気

  • 緑内障
  • 加齢黄斑変性
  • 白内障
  • 新生物(がん)

出典:YOUR DOCK編集部(検査一覧に戻る